大涌谷登山口から神山、駒ヶ岳へ
そして下山は防ヶ沢分岐から早雲山ロープウエイ駅へ
コースタイム(行動時間3時間40分) 単独
大涌谷登山口10:00-大涌谷分岐10:20-神山10:50-防ヶ沢分岐11:15-駒ヶ岳ロープウエイ駅11:30-駒ヶ岳11:40~11:45-防ヶ沢分岐12:00~12:20-早雲山分岐13:00-早雲山駅13:40
今回の箱根山登山はしばらく火山ガスの影響で通行止となっていた大涌谷登山口(平成19年から通行できるようになった)からのルートとした。
普段は車で早朝から出かけるくせで、いつもと同様に電車の時刻を余り気にせずに登山電車を乗り継ぎ早雲山まで来たが、肝心の大涌谷までのロープウエイの始発が9時15分と云うことで、しばらく待つこととなった。
辺りは海外からの観光客も多い。
早雲山から始発のロープウエイに乗り5分ほどすると一つの尾根を超えるが、ここで突然前方の視界が開け眼下に湯煙たなびく荒涼とした世界が広がる。
そして前方には見事な富士が姿を現す。
天気が悪いとこの絶景にはお目にかかれないが、今日はラッキーだ。
大涌谷で早速名物「黒玉子」を食べるために硫黄の匂いを漂わせる温泉地に行き、高温の温泉で茹でられる黒玉子5個入り(バラ売りはしていない)を500円で購入。早速、温かい内に一個を食べる。ほくほくで美味しい。
大涌谷から神山への登山道は延命地蔵尊の横にあるゲートを通って行く。
周辺は地面の所々から水蒸気をあげ、臭気も漂う中を通り、登山道に入る。
しばらくして富士山にかかる雲が大分増えて来たため、上では見られないかもと思い写真に収める。
ゲートから20分ほどで早雲山からの登山道との合流ポイントに到着。神山まで40分とある。
広い尾根上の道は周囲の自然林の中を進み、途中冠ヶ岳への分岐をやりすごして少しすると神山山頂だ。
山頂からはまったく展望は得られない。
ここから駒ヶ岳へは防ヶ沢分岐まで一旦大きく下る。
神山から20分で坊ヶ沢分岐で、帰路はここから早雲山まで下る予定だ。
防ヶ沢分岐から駒ヶ岳へは15分ほど登ると山頂への道と、ローウエイ乗場への道の分岐がある。
最初に芦ノ湖も望める右手の道に入る。
すぐにローウエイ乗場の隣の展望所に到着。
眼下の芦ノ湖や相模湾そして愛鷹の山々の景色を楽しむ。
ローウエイ乗場から笹原で覆われた駒ヶ岳山頂まで5分ほどだ。
山頂の神社がよく目立つ。
この山頂からは大きな広がりの明神ヶ岳の向こうに丹沢、大山の山並みが見える。
帰路は正面に神山を見ながら下り、先ほどの防ヶ沢分岐まで戻る。
正面の富士は裾野しか見えないのは残念。
ここでの休憩で残った黒卵で栄養も補給。
防ヶ沢分岐から早雲山分岐へは神山の東面を大きく迂回するルートで、杉か檜の植林地をアップダウンを繰り返しなが40分ほどで早雲山分岐に到着。この分岐近くから木々の合間に大涌谷も確認できる。
早雲山駅までは、尾根上を下るが余り展望は利かない。
分岐から40分で早雲山駅前の登山口に13:40到着。
今日の行動時間は3時間40分だった。
今日の温泉は強羅駅のそばにある旅館吉浜の温泉でゆっくりくつろぎ、そのあとレストランで湯葉そばをいただき満足して帰路につく。