養沢鍾乳洞登山口から日の出山へ
そして御岳山からロックガーデンを経由して大岳山
帰路は大岳沢を下って養沢鍾乳洞登山口まで戻る周遊コース
コースタイム(行動時間)6時間55分 単独
養沢鍾乳洞登山口8:40-養沢鍾乳洞8:55-日の出山9:50~9:55-御岳山10:35-長尾平分岐10:45-七代の滝11:00~11:05-綾広ノ滝11:55-芥場峠12:25-大岳神社12:55-大岳山13:10~13:30-大岳神社13:40-分岐14:00-大滝14:35-大岳鍾乳洞15:00-上養沢15:20-養沢鍾乳洞登山口15:35 車は上養沢のバス停近くの駐車場に停めるつもりだったが、工事車両で一杯の駐車場は一般者駐車禁止の表示があったため、急遽予定を変更。
養沢鍾乳洞登山口まで車で入り登山口横の路肩に駐車して出発する。
養沢鍾乳洞の廃屋まで急な階段を登り15分強で到着、ここから山肌を巻くように良く整備された登山道が続く。
大きな岩峰部分を通って杉林の静かな道を登りつめると麻生山へ至る稜線に到着。
稜線の合流点から日の出山山頂へはおよそ20分ほどて到着。
山頂からは遠くの景色はかすみ気味でよく確認できないが、筑波山とおぼしき山塊も見える。
御岳山へは思っていた以上に高度を下げ、登り返す道だったが御岳神社まで40分ほどで到着。
早速、本殿でお参りを済ませる。
奥の拝殿にもシンプルだが特徴ある珍しい狛犬が鎮座している。
これも本殿の狛犬同様狼のようだ。
このあと大岳山には、養沢川まで下り、沢沿いに芥場峠から大岳山へ至るコースが変化に富んだルートのようなのでこのコースにした。
長尾平分岐から七代の滝に向かって400m近く下ることになる。
養沢川に降りてから、沢を少し遡ると七代の滝がある。
大きな滝つぼもある立派な滝だ。
更にこの滝から15分ほど登ると天狗岩だ。突き出した岩が天狗の鼻に見えることから名付いたようだ。
この大きな岩峰にはクサリが設置されていて、上に登ることが出来る。 岩の上に据えられていたのはこの2体の天狗像。
天狗岩からしばらく沢伝いに緩やかな登りとなるが、周囲は非常に雰囲気の良い場所で道は良く整備されている。
途中の休憩所の案内板に「東京の奥入瀬」と書いてあったが、紅葉の時期などははたしかにすばらしい景色を見せてくれそうだ。
沢の最後に綾広の滝がある。ここまでくると沢の水も水量が少なくやや迫力に欠ける。
滝から少し登ると、御岳山からの道と合流し、15分ほどで芥場峠に到着する。
旺文社の山と高原の地図によると芥場峠は実際と異なる鍋割山からの稜線上の分岐を指しているため、最初はえらく混乱したが、ここから5分弱で鍋割山からの稜線上の地図記載の芥場峠とある分岐点に着く。
分岐点から大岳山まで時折り岩場もある登りだ。
大岳神社の横から一登りで山頂に到着する。
さすがに人気の山だけに、この時期でも大勢の登山客がいる。
山頂から南側が大きく開け展望が良いが、富士山もこの時間になると霞みが掛かって鮮明さに欠ける。 簡単な昼食を済ませ20分ほどで下山。
一旦大岳神社まで戻って、場頭刈尾根に入る。途中、白倉へ下る道を右に分けた後、数分で大岳鍾乳洞へ下る道に入る。
このルートも沢伝いに下るようになると非常に雰囲気が良く、養沢川沿いの整備された「東京の奥入瀬」とは違った自然を楽しみながらのんびり下る。
大滝は想像していたよりいい滝で、水量は多くはないが、落差があるためスケールは大きい。
この滝から少し下ると林道終点に着く。ここから舗装された林道を下ると15分ほどで大岳鍾乳洞があり、さらに20分ほどで上養沢の鍾乳洞入口だ。
車を停めた養沢鍾乳洞登山口へは養沢川沿いに歩くこと15分で到着。15:35に今日の山行を終える。
今日の温泉はこの近くにある「つるつる温泉」だ、武蔵五日市からレトロなバスも運行しているようで人気は高いようだ。温泉は典型的なアルカリ温泉でPH9.9の温泉だけあって名前の通りつるつるする柔らかいいい温泉だった。