鶯宿峠から名所山を経て黒坂峠・春日山
帰路は黒坂峠から名所山林道で鶯宿峠へ
コースタイム(行動時間2時間55分) 単独
名所山林道基点10:05-鴬宿峠10:10~10:20-名所山(春日山最高点)10:55-黒坂峠11:05~11:10-春日山11:20~11:25-黒坂峠11:35-名所山林道基点11:50-名所山大窪登山道交差ポイント12:15~12:30-鴬宿峠12:55-名所山林道基点13:00
林道大窪鴬宿線の最高所が名所山林道の起点となっており、林道が通行できれば黒坂峠まで行けるのだが、現在は舗装工事のためゲートは閉じている。
ゲートから林道を進み5分弱で鴬宿峠に着く。
ここには「ナンジャモンジャの木」と云う巨木がある。この木は和名がリョウメンヒノキということで、ヒノキの変種として非常に珍しい樹木だそうだ。
黒坂峠への登山道はこの木の正面に登り口があり、10:20鴬宿峠を出発。
しかし登山道は稜線上に明確に付いているのだが、バラ科の植物の小枝が登山道に張り出し、枝を払いながらの登りとなり、しばらく不快な登りが続いた。
登山道が名所山から派生する大窪へ下る登山道の分岐にまで来て、ルートが林の中になるため、幾分歩き易い道となる。
この分岐から名所山へは一登りで1236mのピークに到着する。
このピークには名所山と云う標識は無く、春日山最高点と云う大きな標識がある。
名所山から黒坂峠へは5分ほどで下れる。
大窪鴬宿線の名所山林道起点から丁度1時間だった。
峠から改めて春日山へ向うが思いの外あっけなく山頂に到着。
黒坂峠から10分程度だ。
山頂の標識は根元から折れており、側の木に立て掛けられていた。
この山頂もまったく展望はないので、早々に下山。
黒坂峠に戻ったあと、帰路は来た道を引き返すのではなく名所山林道で戻ることにし、林道 黒坂里道線を甲府側へ下る。
下りは始終眺めが良くのんびり下って15分で名所山林道の入口に着く。たぶん土日は休工中なのだろう、バリケードの先に進む。
この林道も非常に眺めが良い。紅葉の山並みや八ヶ岳や茅ヶ岳の展望を楽しむ。
25分ほどで林道と名所山から大窪への登山道が交差する地点に着く。
林道もここは大きなスペースがある。ここで、景色を見ながら昼食を済ませる。
再び林道を戻る。この付近の紅葉は見事だ。
結局、登山道の交差地点から30分で帰着。黒坂峠から正味1時間10分で、景色を楽しみながらのんびり歩ける分大変良かった。
帰りは芦川からドンベイ峠を越え137号線御坂町へ直接抜けるルートで、山の紅葉を楽しみながら帰路についた。
今日の温泉は久々に山中湖温泉石割の湯にてくつろいで、帰路、三国峠越えにて帰る途中、夕暮れの富士山も楽しめた。