コースタイム(行動時間 4時間15分) 単独
八島湿原入口駐車場11:40-奥霧小屋12:05-物見岩12:40~12:50-蝶々深山13:10-車山13:50~14:05-沢渡14:50~14:55-八島湿原入口駐車場15:55
美ヶ原の山本小屋駐車場から30分ほどで八島ヶ原湿原入口にある駐車場に到着。
今日は八島ヶ原湿原の北側を回って物見岩から蝶々深山を経て車山に上り、車山の肩から沢度を経て八島ヶ原湿原の南岸から駐車場に戻る周遊コースを歩くことにしている。
いきなり湿原の広い草原が目に飛び込んで来た時、もう秋の風情が漂っているような景色が広がっていた。
少し意外であった。
遠くに、目指す車山の頂きも確認できる。
木道の道端に咲く夏の草花を愛でながら歩いていると、ちょっと面白い芸術品を発見。
鎌首を持ち上げた蛇のようだ。
アザミの花に群がる蝶の姿も多く見られる。
そんな湿原の淵を歩くこと20分ほどで奥霧小屋に到着する。ここからは、普通の登山道になり、湿原の周遊コースともお別れのため幾分人の数も少なくなる。
奥霧小屋から35分で物見岩到着。八島ヶ原湿原の広々した広がりはなんともいえぬ美しさがある。
目指す車山の頂きはもう少しだ。
小休止の後、蝶々深山から車山との鞍部の車山乗越まで来ると眼下に白樺湖、そして正面に蓼科山が望める。ここまで来ると車山まではあと一息だ。
単調な階段の道を登ること20分。ようやく山頂到着。ここは車山高原からリフトで登れるため老若男女大勢の人で賑わっている。
周囲の景色を楽しみながら休憩のあと、車山の肩に向かって下山。
肩までは人も多かったが、この後、沢渡から八島ヶ原湿原までは殆ど人と会わない静かな一時だった。
湿原の南の歩道も両側に多くの花が見られ、花の名前も表記してあるため、非常にありがたい。
花は アサマフウロ アキノキリンソウ アカバナシモツケ タムラソウ
ツクバトリカブト サラシナショウマ など多彩な花が見られた。
本日の温泉は蓼科温泉 小斉の湯に立ち寄った。露天風呂と内湯が別棟になっているため、2つを楽しむのは面倒だが、湯は68度の源泉掛け流しと云うもので、大分熱い湯のためもう少し寒い季節の方が良いかも知れないが・・・素朴で雰囲気の良い温泉だった。