コースタイム(行動時間 2時間50分) 単独
蔵王山麓13:15-(ロープウエイ)-地蔵山頂駅13:35-地蔵山13:45-ワサ小屋跡14:00-熊野十字路14:25-刈田岳15:00~15:05-熊野十字路15:40~50-熊野岳15:55~16:00-ワサ小屋跡16:10-地蔵山頂駅16:25-(ロープウエイ)-蔵王山麓16:50
早朝に自宅を出発するつもりが、やや出遅れてしまったため渋滞によるロスで蔵王のロープウエイ乗り場に到着したのが昼過ぎになってしまった。今日は生憎雨模様で展望はまったく期待出来ないため、ロープウエイを乗り継いで地蔵山頂駅まで行きそこから刈田岳を往復し、出来れば観松平経由で下山するつもりだ。
地蔵山頂駅を出ると周囲はガスが掛かっており辺りの様子も良くわからない。
まずは標高1736mの地蔵山へ登る。標高差で60mほどなので10分で山頂着。
もちろん何も見えない。
ここからワサ小屋跡まで下り、そのまま熊野十字路を経由して馬ノ背と呼ばれる緩やかな稜線から刈田岳を目指す。
風雨は強まるばかりで眼下にお釜を見るどころではなく最悪の天候の中、刈田岳着15:00。
本来ならの展望台からの眺めは最高なのだろうが、今回はただ足跡を残すだけのものとなり残念。
帰路は一旦熊野十字路に戻り避難小屋にて小休止のあと、来るときにはバイパスしてしまった熊野神社のある熊野岳の山頂へ。その後、ワサ小屋跡へ下山にかかる。
今日はもう少し状況が良く、時間的にロープウエイの最終に間に合えばければ、のんびり観松平付近の景色を楽しんでから下山したかったが、樹氷高原駅からの最終ロープウエイが17時発なので、とても間に合いそうにないため、あきらめて地蔵山頂駅からロープウエイを使って下山することにした。
この頃になりようやく雨も上がり少し視界が利くようになり、地蔵駅周辺の様子が確認できた。山頂駅着16:25。
ロープウエイから蔵王温泉の町並みも見ることが出来たのがせめてもの救いか。
今日の宿の山形屋旅館に着いたあと早速、行きたいと思っていた大露天風呂に行く。
温泉の湧き出る川沿いに男女とも2つづつの露天風呂があり源泉から流れる湯を掛け流しで楽しむことが出来る。
洗い場などの設備はまったく無いシンプルなものだが硫黄臭ただよう如何にも温泉らしいお湯に屋外でゆっくり浸れるのは最高だ。
表示の成分表では水素イオン濃度(ph)は1.45とあったが、ピリピリした感じはない。横を流れる川も温泉が流れているが足を入れて湯温を確かめると、やはり40度ほどはある湯が流れている。
まさに温泉の川だった。