コースタイム(行動時間7時間50分) 単独
ゲート駐車場6:40-広河原登山口7:05-1716mピーク8:35~8:40-山頂10:45-避難小屋ピーク11:00~11:20(昼食)-山頂11:40-1716mピーク12:50~13:00-広河原登山口14:05-ゲート駐車場14:30
今年は暖冬で駐車場付近はまったく積雪がない。20台ほどは停められそうな広い駐車場には数台の車しかなかった。駐車場の前のゲートから林道を遡る。
広河原の登山口までは25分ほどだが、途中いたる所に崩落箇所があり大きな落石が切れ目なく見受けられるので、ガケからの落石に注意しながらの歩行となる。
登山口から本谷川にかかる橋を渡りすぐ登山道に入る。登り始めて少ししてから登山道が氷で覆われている箇所が目立ちはじめ非常に滑り易くなるが、30分ほど歩いてほぼ雪道に変わったところでアイゼンを装着。
踏み跡は新しいものは無く、今日の入山者は私が最初のようだ。
最初の標識のある1716mのピークまで1時間30分かかった。ここで小休止。
ここから10分ほど登ると、ようやく展望が開け南アルプスの山々が望めるようになる。そして稜線上の雪も次第にその量を増す感じになるが踏み跡も途切れる箇所も多くなり時々赤テープを確認しながら上を目指す。
山頂着10:45、広河原から3時間40分だ。ここから避難小屋のあるピークに移動、途中神社の祠がいくつかあるが雪に埋もれている。
こちらのピークからは眺めが最高だ。正面に中央アルプスの山々、
そしてその左に槍の穂先も確認できる北アルプスと乗鞍の山塊。さらにその左に御岳のどっしりとした山塊。
目を右に転じれば南アルプスの長大な山並み。天気も良く暖かい日差しの中、ゆっくりと景色を眺めながら昼食とする。
少しして前宮から登ってきたという人が山頂に到着。天気がいいと山頂から富士山も見えると言っていたが、今日は雲の中か確認できない。
山頂に戻り設置してある展望台に登ったが木々の合間にアルプスが覘いている以外は何も確認できない、南側は雲に覆われているが雲が無いとまた違う景色が楽しめるのかも知れない。
すぐ下山開始。登って来たときより雪がゆるみ時折り足が深く潜り歩きづらい。途中登ってくる人4名とすれ違う。山頂から1時間10分で1716mピーク、小休止のあとすぐ下山を開始、
途中峰越林道から神坂峠方面が見える。
アイゼンを外してから一気に広河原付近まで下った所で、風穴と云う案内があったので覘いて見るつもりで赴いたが80mと云う距離をとっくに過ぎても何もない。
結局ガレ場を危ない思いをして越してもみたが何もないため諦めて引き返す。そんな道草もあったが無事広河原到着。山頂から2時間20分だ。川でアイゼンを洗って小休止のあと駐車場を目指す。
帰路途中にある昼神温泉の温泉施設「ゆったりーな昼神」でくつろいで帰る。