火口西駅12:00-登山口12:20-中岳13:20-高岳13:40~13:50-中岳14:05-火口西駅15:25
年も押し迫った今回は阿蘇を皮切りに祖母、九重と九州の日本百名山をめぐる山行を楽しむ山旅だ。阿蘇は観光で仙酔峡ロープウエイの火口東駅に行ったことはあったが、今日は阿蘇五岳(高岳、中岳、根子岳、烏帽子岳、杵島岳)の最高峰高岳を火口西駅からのピストンで目指す。
丁度正午からの行動となったが観光客に混じって最初に火口展望所から噴煙たなびく火口湖の様子を見学する。火口湖を見るのは今回が初めてだがコバルトブルーの湖面から立ち上る噴煙に改めて地球の鼓動を感じる。観光客は意外に韓国などの海外の方が多い。
近くの警備員に登山口を確認して砂千里ケ浜から登山ルートに入る。他に登山者はだれもいない中、ルートがやや不明瞭で、しばらく道標がなく少し不安になる。25分ほどで中岳から派生する尾根へ取付く地点となるが、初めて道標が有りほっとする。
高度を上げるにつれ眼下の眺めが良くなり他の山では見られない阿蘇の雄大な山の造形がはっきりしてくる。稜線に上がりほどなくすると先ほどの噴煙を上げる火口そして中岳が、更に正面に高岳のどっしりした姿が確認できる。
このあと中岳へはたいした登りもなく到着。改めて眼下に広がる火口や烏帽子岳、杵島岳の景色を堪能。
ここから高岳へ20分ほどで到着。
帰路はそのまま引き返すが、再び阿蘇からの
雄大な眺めを堪能しつつのんびり下山。
遠くに普賢岳の頂きも見える。
今日は阿蘇リゾートグランヴィリオホテルの宿泊だが途中日帰り入浴施設の坊中温泉夢の湯にて汗を流しホテルに入ることにした。夢の湯は地元の方が主体のようだが、緑がかった茶褐色の湯はいかにも温泉と云う雰囲気で、露天・サウナもありいいお湯だった。ホテルに入ってから再び温泉に入ったがこちらも敷地内に源泉を持ち、しかも浴槽を新築したばかりの綺麗な施設でのんびり湯につかって英気を養った。