コースタイム(行動時間5時間5分) 単独
中沢スポーツ広場8:35-焼山(稜線)9:45-貫ケ岳10:00~10:15-晴海展望台10:00~10:05-十国展望台11:08-平治ノ段11:15~11:35-駿河展望台11:45-中河内峠(中沢峠)11:20-中沢峠登山口13:00-中沢スポーツ広場13:40
車を中沢スポーツ広場駐車させていただく。中沢(なかっさわ)地区は山あいの静かな集落で、スポーツ広場の前の公民館(普通の民家のよう)横の道に貫ケ岳の道標がある。
約10分ほど歩くと右手に貫ケ岳登山口の案内標がありここが登山道になっている。ここから稜線までは杉林の中の単調な登りが続くが、ルートは入山者が少ない割には明確で整備もされている。
約1時間で稜線到着、ここも杉林のなかで展望はほとんどない。貫ケ岳へは稜線上を北上すること15分で到着。おなじみの山梨百名山の標識の前で記念撮影を済ませ、富士の姿をながめるがここは前の木が少しうっとうしい。下り始めるとすぐに年配の登山者と会う、そして焼山に近づいた地点で中沢集落であ会った一組の夫婦に会う。結果的に今回、山で出会った人はこの3名だけであった。焼山から南にそう大きなアップダウンはないため始終稜線散歩の気分で気持ちいい。
平治ノ段までに2箇所の展望台がありいづれも富士山そして駿河湾の展望がいい。晴海展望台からは遠くに八ヶ岳、毛無の山塊や思親~天子の山塊も見える。
十国展望台を過ぎるとすぐ樽峠への分岐があり平治ノ段に到着。富士や愛宕を眺めながら昼食のおにぎりをほお張っていたとき、そういえばガイドブックに北岳・甲斐駒の展望ができると書いてあったと思い気になって少し戻ってみると確かに遠くに北岳のピ-クとその右奥に甲斐駒、鳳凰の山々が見える。手前に見えるのは篠井山と思う。若干木がじゃまだがこの山系で唯一ここだけ南アルプスの展望がある。山頂に引き返し改めて昼食を済ませ下山。ここから中河内峠まで45分、峠から登山道入口まで40分、更に車道を中沢まで40分いづれも静かな山旅と言う感じで、のんびりとした落ち着いた時間を過ごせた。