コースタイム(行動時間6時間) 単独
竜ヶ岳登山口7:40~7:50-稜線上の分岐8:45~8:55-雨ケ岳10:10~10:20-分岐11:30-竜ヶ岳12:10~12:30-分岐12:55-竜ヶ岳登山口駐車場13:50
2週連続で期待はずれの天候でせっかくの紅葉も色がくすんでイマイチ、予報では晴れだったのだが・・・・残念。それでも天候回復を願いつつ本栖湖の竜ヶ岳登山口駐車場を出発。私以外の登山客はだれも居ない静かな山歩きだ。道は入山者が少ない割には良く整備されている。紅葉には少し早いかと思っていたが丁度良い頃あいで、もやがかかってなければ美しさを十分堪能できたはず。
約1時間で稜線着。本来であればここから目の前に富士が見えるはずだが、今日は何も見えない。ここで笹に付いた水滴でズボンが濡れるため雨具を着用。ここからは稜線づたいに雨ケ岳を目指す。稜線づたいの道はほとんど落ち葉で覆われ、地面が見えず小石をふんだりしてバランスを崩し易い。登りはともかく下りはより慎重に下らなければと自らに言い聞かす。
山頂着10:10。高度計のおかげで山頂に到着する時刻がほぼ予測できるようになってきている。この登りは全般に急傾斜で100m13分程度の計算だった。山頂からの視界はまったく無く、風も冷たいため記念撮影のあと早々に下山し、少し下がったところで小休止。5分ほど休んで下山を開始するとほどなく10名ほどのパーティーが登ってきた。今日はじめて会う登山者だ。更にしばらく下ると今度は更に大勢のパーティーで、聞いてみると22名とのこと。50~60代が主体だが、少し若い女性も加わっていた。同好会のようだ。このころから幾分ガスが切れ、下っている先に見える竜ヶ岳の山の全容が確認できるようになったのは嬉しい。
登山口への分岐にもどり今度は竜ヶ岳を目指す。少し歩くと竜ヶ岳への登山道が下から上へ伸びる様子が良く見えるようになった、見事なほど一直線の階段の道だ。
実際に登り始めるとこの階段は段差が割合い小さいのでそう疲れは感じなかった。この竜ヶ岳の山頂は大きななだらかな起伏を持っており、もう山頂かなと思わせる雰囲気がありながら実はまだ先に頂きが有るだまされ易いだだっ広い山頂だ。山頂着12:10。ここで昼食とする。ここでガスの切れ目に初めて富士の山腹のシルエットが見え、富士の場所が確認できた。ここは本栖湖から直接上がってくると1時間40分のコースタイムで登れるたが、山頂には家族連れ1組がいただけで、後から会社の同僚といった感じの一組が登って来ただけである。良い山だと思うが、入山者は少なそうだ。下山時階段の数を数えた。少しいいかげんな数え方だが、460段くらいだった。途中の端足峠と思われる所には道標も分岐している道も無く結局確認できず。登山口分岐まで戻り下山開始
紅葉はこの辺りが最も綺麗だ。登った時はもやがかかっていたがそれも解消しているため曇り空ながら美しい景色を楽しませてくれる。帰りは途中にあった分岐からテント村方面への道を下ることにしたが、干上がった川を横切る所で道が消え、結局河原づたいに道路まで下ってしまった。おかげで途中の河原に咲く珍しい大きなアザミの花を見ることができたが・・・13:50登山口駐車場着。
帰りに本栖湖の入口にある駐車場から、湖の隣にそびえる印象的な竜ヶ岳を見る。
今日は久々に紅富士の湯にて入浴後帰宅。