富士山の裾野を一周するウオーキングを3回に分け、それぞれ1泊2日・計6日間で歩くことにしました。
今回が初回の旅で、スタート地点の富士宮駅から白糸の滝・田貫湖と歩き、猪之頭の民宿に宿泊。2日目に猪之頭から東海自然歩道を本栖湖、そして青木ヶ原の樹海コースを精進湖民宿村を経て鳴沢の樹形溶岩前バス停までの歩きとなりました。
予定では鳴沢氷穴まで歩いた後、そこからバスで帰路につくつもりでしたが、富岳風穴に到着しバスの時刻を確認したら予定していたバスは平日のみの運行であることが判明。次のバスは1時間以上の待ち時間があるため、新ためて風穴の見学をしてから帰るつもりで受付に向かったら、丁度16:30で営業終了となってしまったため、タッチの差で入場できないことになってしまいました。
やむなく、鳴沢氷穴に向かうつもりでしたがウオーキング道を歩くには遅い時間となってしまったため、氷穴は断念し国道を歩き、終了地点とした樹型溶岩前バス停までおよそ30分を歩きウオーキング終了としました。
1日目 2020/10/2(金)単独 行動時間8時間25分 距離 GPSログ記録 29.6Km
富士宮駅8:10-音止の滝・白糸の滝-田貫湖-陣馬の滝-猪之頭(民宿 水口屋)16:35
富士山裾野ウオーキングはまず富士宮駅にほど近い富士山本宮浅間大社に詣でることからスタートです。
境内から湧き出ている湧玉池は国の特別天然記念物に指定された湧泉ですが、豊かな澄んだ水が流れる様子に驚きました。
たまたま富士宮市のマスコットキャラクターのさくやちゃんと出合ましたので、撮影させていただきました。
浅間大社から途中、道間違いで20分ほどのロスがありましたが、2時間20分でこの日蓮正宗の総本山である大石寺(たいせきじ)を望む龍門橋にやってきました。
写真の奥の大きな三門は丁度工事中であったため立ち入りが出来ませんでした。
二天門・御影堂に通じる道の両側にはお坊が立ち並ぶ美しい風景を見せてくれました。
春の桜が咲き揃う時期になると、華やいだ景色になるのでしょうが今は人通りもなく、静かな佇まいでした。
ニ天門を通り、その奥に立派な御影堂が有ります。
この奥にある奉安堂前の広場からは富士山が望めるはずでしたが、生憎雲に覆われ全く確認できませんでした。
大石寺から音止めの滝まではおよそ1時間15分でしたが、途中に見どころもなくひたすら続く舗装路の歩きでした。
ここ音止の滝は工事中なのか、フェンスで囲われ存分に滝を俯瞰することが出来ませんでしたが、何とかこの一枚をゲット。
ここは初めて訪れましたが、意外に水量も多く見事な滝の様子を見ることが出来ました。
続いて白糸の滝です。
こちらも豊富な水量で、今まで2度訪れたことがありますが、このように幅広く滝の流れを見ることが出来たのは初めてでした。
白糸の滝近くの酒井そば店で30分ほどの昼食休憩のあと、次の田貫湖まで1時間20分。
この間も舗装路の歩きが続きました。ただ、信号もなく車も人との出合もほとんどありませんでしたので、のんびり歩けました。
田貫湖からは本来富士山がよく見えるポイントですが、今日は残念ながら完全に雲の中でした。
田貫湖からは東海自然歩道を歩くことになります。
まずは小田貫湿原を歩きますが、やはりこの時期は花もなく見所はありません。
初日の歩きは最後にこの陣馬の滝の見学です。
小さな滝ですがここも水量が多く、滝の近くまで行くことができるので良かったです。
2日目 2020/10/3(土)単独 行動時間9時間45分 距離 GPSログ記録 32.3Km
猪之頭(民宿 水口屋)7:50-本栖湖12:50~13:10-樹型溶岩バス停17:35
猪之頭の民宿を出て最初の見学スポットは麓の吊橋です。
この橋からは正面に富士山を臨むことが出来ました。
そして、ふもとっぱらキャンプ場の横を通ります。
こんな美しい富士を見ながらのキャンプは最高でしょうね。
こんな牧場の風景も望むことが出来ました。
朝霧高原ならではの牧歌的な風景です。
根原のつり橋です。
今までのつり橋で一番揺れが大きかったです。
12時50分 本栖湖到着。
昼食はこの駐車場の売店でカップ麺を購入し簡単に済ませました。
本栖湖からも東海自然歩道を歩きますが、国道139号はその下を通り抜けます。
東海自然歩道も次第に青木ヶ原樹海の趣が増したものとなり、アップダウンを繰り返えしながら長い歩きが続きます。
富岳風穴に到着しました。
予定では富岳風穴を見学したあと、鳴沢氷穴まで歩きそこからバスで帰路につくつもりでしたが、風穴の売店でバスの時刻を確認したところ何と予定したバスは平日のみの運行だったことが判明。1時間以上の待ち時間があることから、風穴の見学をしてから帰るつもりで改めて風穴受付に向かったら、運悪く直前の16:30で営業終了となってしまったため入場を逃してしまいました。
この後、この時刻から鳴沢氷穴に向かう自然歩道を歩くには遅い時間となってしまったため、氷穴は断念し国道を歩くことにしました。
結局、次のバスの時刻に合わせ樹型溶岩バス停までの歩きとし今回のウオーキングを終えました。
次回の富士山裾野一周ウオーキングは樹型溶岩バス停からのスタートです。