地元秦野の権現山や弘法山は実は初めての歩きになる。
昔から気にはなっていたのだが、丹沢山塊でもまだ歩いていないコースが沢山あるので、何時でも行けるこの山はつい後回しということになってしまう。
今日は良い天気で富士の眺めも良さそうなので、秦野駅から権現山・弘法山に登り、鶴巻温泉駅まで歩いてくることにしました。
コースタイム(行動時間3時間20分)単独
秦野駅7:55-権現山登山口8:15-浅間山8:30-権現山8:45~9:10-弘法山9:35~9:45-善波峠分岐10:00-吾妻山10:45-鶴巻温泉駅11:15
秦野駅から20分ほど歩いて権現山・弘法山公園の登山口に到着です。
登山口からは15分ほど登ると最初のピークの浅間山に到着します。
北側の視界が開けているポイントからは正面に大山が美しい姿を見せてくれていました。
弘法山から大山へ続く長い稜線のつながりも良く確認できます。
今度、是非ここから大山までのルートを歩いて見たい気になりました。
浅間山から権現山へは、一旦車道を横断して再び急斜面を登って行きますが、浅間山から15分ほどの距離でした。
山頂付近のモミジはまだ紅葉を楽しむことができました。
山頂の展望台からは富士山をはじめ、丹沢、箱根の山々の素晴らしい展望が得られます。
その展望台から見た富士山から箱根の山々のパノラマ写真です。
眼下に広がる秦野市の様子も意外に大きな広がりを見せていたので、驚きました。
権現山から弘法山への道は昔周辺の農民が草競馬を楽しんだことから馬車道と云われているようです。
稜線上の平らで幅広の道はまだ紅葉を楽しむことが出来、のんびり歩くにはもってこいでした。
そして、弘法山に到着です。
権現山から25分でした。
最初に目に付くのはこの鐘楼で、1801年(享和元年)に製作されたものというものです。
山頂にはこんな目鼻立ちのはっきりした特徴的なお地蔵さんを見ることが出来ます。
他にも「乳の井戸」と呼ばれている古井戸、釈迦堂、など見所が色々あります。
弘法山山頂を後にして、善波峠分岐から吾妻山に向かいます。
途中の稜線も所々で美しい紅葉の彩りを見ることができますし、緩やかな傾斜の道なので快適に歩けます。
吾妻山の休憩所に到着しましたが、大勢の人が休憩していましたのでスキップです。
そして、稜線から鶴巻温泉に下る分岐に到着です。
この分岐から下山するとすぐ住宅地に入り、わずか15分ほどで鶴巻温泉の駅に到着しました。
結局、写真撮影などで時間を使ったわりには早く下山でき、トータル3時間20分ほどのハイクとなりました。