大桁山と鍬柄岳に登ったあとに、御堂山に登るために作業道西ノ入線に入ろうとしたが、入口に電気柵が設置してあったので戸惑ったが、幸い設置された方に外していただくことで通行することができました。
でも、途中で倒木に阻まれ結局、道の中間地点あたりで車を停め歩くことになりました。
この道はほとんど車が入らないようで奥の駐車スペースもあまり明確な状態ではありませんでした。
コースタイム(行動時間2時間45分)単独
作業道駐車スペース12:30-じじばば岩分岐13:15-御堂山13:45~13:55-じじばば岩分岐14:20-じじばば岩展望台14:30~14:40-じじばば岩分岐14:50-作業道駐車スペース15:15
西牧関所跡手前の細い車道が登山道に通じる作業道西ノ入線だが、ここを入ってすぐに、こんな獣避けの電気柵が設置されていました。
しょうがないので、付近に駐車するつもりで車をUターンさせようとしていたら、電気柵を設置された方が来てくれて、この柵を外してくれました。
夜間に猪が来るので、帰って来た時にまた、元のように設置してくれれば良いということで、ひっかけ方も教えてくれました。
写真は帰りに再び3本の電気柵を引っ掛けたものです。
作業道に車を乗り入れ、最初は新しい大粒の砂利が敷き詰めてられて、荒々しいながらも良かったのですが、すぐに荒れた道になり中程まで来たところでこの倒木に阻まれて通行できない状態になっていました。
やむを得ず、少し戻って路肩に車を停め出発とする。
作業道は未舗装で荒れているため、終点がはっきりしないまま登山道に変わってゆく印象ですが、すぐに沢筋のガレ岩の上を歩くもので、荒れた道が続きます。
途中、流れは少ないが、落差のある滝を右手のロープを使って登る。
滝を越え、10分ほど歩き振り返ると左の尾根にじじ岩・ばば岩を確認できる。
小滝から15分でじじ岩ばば岩の分岐に到着。
先に御堂山に登ってから、下山時に見学に向かうことにする。
じじ岩ばば岩分岐から30分で御堂山に到着。
山頂からは正面に妙義山が見えるが、残念ながら木立ちに遮られ全体を見ることが出来ない。
樹木は年々育つので、この景観も次第に見ることができないことになりそうです。
じじ岩ばば岩の分岐まで戻り、痩せた尾根を10分ほど歩くと大きな岩の上から目の前にこの見事な自然の造形物を見ることが出来る。
左がばば岩で右がじじ岩の奇峰だ。
群馬県には妙義山をはじめ上州の山々で沢山の奇峰をみることが出来るのがうれしい。
この展望台からは近くの物語山や奥に台形の荒船山など、すばらしい展望を得ることが出来る。
展望台で10分ほど展望を楽しんだあと、分岐に戻るとき、樹木の間ではあるが浅間山の頂も確認することが出来る。
下山時、小滝の上の流れに水が飲めるようなトイがあったので、喉を潤しました。
結局、このあとも往路を順当に戻り出発から2時間45分で駐車地点に到着。
山中で誰にも会わない静かな山旅を楽しむことが出来ました。