まつだ桜まつり開催中に桜見物を兼ねて松田山みどりの風自然遊歩道を歩いてきました。
ハーブ館の下に広がる西平畑公園の早咲きの河津桜は丁度満開で、足元に広がる菜の花との競演を楽しみ、そして最明寺史跡公園では白梅・紅梅も見られ、寄自然休養村へ通じる早春のハイキングは花見も兼ねた楽しいものになりました。
コースタイム(行動時間4時間30分) 単独
新松田駅8:15-西平畑公園8:35~9:15-最明寺史跡公園10:55~11:40-田代向バス停12:45
新松田駅からJR松田駅前を通り桜まつりの会場になっている西平畑公園を目指して歩くと、前方の山の斜面がピングに染っていました。
今日は曇り空ですが、それでも一面に広がる桜のピンクは圧巻です。
新松田の駅から20分ほどで西平畑公園の入口に到着。
公園内には早咲きの桜が260本ということですからスゴイ。
斜面には丁度、菜の花も見頃を迎え、この彩りが一層サクラを華やかにしてくれています。
花を近くで見れるように脚立も設置されており撮影も楽で、花越しに見る風景も最高です。
河津桜は正に身頃で、華やかなピンクが美しい。
菜の花も大きく綺麗です。
公園の最上部からはすばらしい展望が得られます。
曇り空でしたが、正面にかすかに大島も確認できました。
右手の山は明神ケ岳です。
公園でさくらを堪能した後は自然館に向かい、内部を見学させていただきました。
そして、自然館の横手の道から最明寺史跡公園に向かいます。道標に3.8Km 60分とあります。
でも最明寺史跡公園の入口に着いたのは1時間10分後、途中舗装道路をバイパスするつもりで、古い登山道に入ってみたが、最初はしっかりした踏み跡があったものの、しばらくするとまったく踏み跡がなくなり、結果的に山の斜面を強引に登り道路に戻ったという経緯からでした。
池のほとりには沢山の桜の木が並んでいます。
1本だけ開花していた木もありましたが、ここの見頃は4月に入ってからのようですので、ぜひ改めてお花見に訪れてみたい。
この公園の斜面には桜の他に白梅、紅梅も綺麗に咲き誇っていました。
頂上からは金時山や矢倉岳の右手に富士山の裾部が見えます。
曇っていなければ最高の展望が得られるのでしょうが、今日は裾野の部分しか見えません。
上の写真の場所から寄自然休養村へ歩き始めるとすぐに山頂とおぼしき地点があります。
ここが、松田山の山頂なのか良くわかりませんが、付近で最も高い地点のようです。
そしてすぐにこの東屋があります。
ここからも西側の山々の展望が得られます。
松田山から尾根筋の道を下り切った所に小さな沢があります。旺文社の5万分の1の地図には載っていませんが、小さいながらも水量は豊富でした。
沢を越え一登りすると小さなコブの上に出ますが、樹木もないため非常に見晴らしがいい。
ここが「みどりの風展望台」と云うようです。
正面に丹沢の山が一望できます。
みどりの風展望台から少し下る尺里峠・高松山への分岐点があります。
下山途中から12時50分発のバスに乗れそうと思い、少し足早に歩き定刻の数分前に田代向バス停に到着。
これを逃すと1時間以上待たなくてはならないので、ほどなくして到着したバスに乗り込みほっとする。
今回、このコースを初めて歩いたが、意外に自然林が多い登山道で日当たりも良いので、冬場のハイキングにはもってこいのコースのように感じた。
今度は、最明寺史跡公園と高松山を組み合わせて歩いて見たい。