午前中の大平山・晃石山のハイキングを終えた後、今日の2山目の行道山に登るべく浄因寺に移動している途中で一旦おさまっていた雨が再び激しく降り始めた。
今日は半ばダメかとあきらめの気持ちで運転していたら、遠方の西の空に青空が見えたので、逆に期待がふくらんだ。
ラッキーなことに浄因寺に到着した時点では青い空が上空に広がっている状況で、予定通りの山行を決行することにした。
まずはこの浄因寺の駐車場に愛用の自転車を下ろし、車で登山口の織姫公園の駐車場に向かう。
コースタイム(行動時間 4時間) 単独
織姫公園もみじ駐車場12:05-両崖山12:55-毘沙門天14:05-大岩山14:30~14:35-行道山14:50~15:00-浄因寺15:20-浄因寺駐車場15:30-(自転車)-織姫公園16:05
織姫公園の駐車場に着いたとき、幸運にも丁度1台の車が出たところですんなりと駐車が出来た。
早速、支度をすませ少し遅いスタートになったが12時5分駐車場を出発。
先ほどまでの雨がウソのように晴れ渡っている。
両崖山に向かうハイキングコースに入るとすぐ紅葉で彩られた周辺の山々が目に飛び込んでくる。
天気も良くなったこともあり色合も鮮やかに感じられる。
稜線を10分ほど歩くと右手の展望が開け美しい足利の街並みを見ることが出来ます。
遠方には午前中に登った晃石山も見えるのでしょうか?
両崖山には50分ほどで到着です。
山頂の中央には御岳神社の祠が祀られています。
ハイキングコースは一旦車道に出て、その道路を横断する形で再びこのハイキングコースに入る。
ゆるやかな稜線の登りをこなしていると左手眼下に北関東自動車道路が見えてきます。
山間を貫く道路を上から俯瞰することはあまりないので、感心しながら少し見入ってしまいました。
ハイキングコースは一旦車道に出て再び山道に入っていくようになっていますが、毘沙門天に立ち寄ってみることにしたため、舗装道路を少し歩きこの階段から登ることになる。
この後、階段を上がり毘沙門天に着くが、丁度何かの神事のため邪魔しないように先に進むことにしたいが、その登り口の案内はまったく無く、右手のか細い道に入ったりし探すもわからず。
結局左手の平らな道を進むとすぐ登りとなり、再び舗装道路に合流し本来のコースに戻ったことを確認。
この案内地図は道路の終点の登り口に有ったものだが、これが、毘沙門天の境内にあれば分りやすかったのにと思う。
この林道終点の広場から大岩山(剣ヶ峰)へのハイキングコースに入る。
ここには山頂の標識はなく、行道山浄因寺と名草巨石群の案内標識の上のカンバンにどなたかが書き加えた「大岩山 417m」があった。
ここは見晴は良く、休憩には最適だ。
ここにも山名を示す標識はなく、正しい山名は分らないが山頂にある立派な表示盤には「現在地 石尊山見晴台」とあり、北西にある石尊山の展望台と云うことだろうか・・・或いはここも石尊山と云うのだろうか良くわからない。
いずれにしてもここが目的の別名足利行道山であることは間違いなさそうなので、ひとまず目標は達成した。
この山頂からの展望はすばらしく遠くに赤城の山塊もきれに見える。
山頂から尾根すじを下って浄因寺に向かう谷合の道に降りる角の少し奥まった所に寝釈迦をはじめとした仏像が祭られた場所がある。
たしかに、寝そべった釈迦像は他では見かけないめずらしものだ。
他にも古い歴史を感じさせる多くの仏像があり一見の価値はある。
また、ここからの展望も抜群で、眼下に広がる風景が美しい。
そして、尾根から急な登山道を下っていくとご覧のように浄因寺の全景を見ることが出来る。
紅葉も最後の時期だがイチョウやモミジの色合いが映えるすばらしい景色だ。
行道山浄因寺を見学させて頂いたあと、自転車をデポしておいた駐車場に到着。
織姫公園から3時間25分を要しての到着です。
ここから出発地まで今度は自転車にまたがり移動する。
出発から丁度4時間で今回の周遊コースを完了。
最後にこの織姫神社を見学。
対称的な朱塗りの神社は非常に美しく印象的でした。
そして今日の締めはここから近い足利鹿島園温泉にて午前中の大平山・晃石山、そして午後の足利行道山ハイク旅の疲れをいやし、のんびり帰宅の途につく。