コースタイム 行動時間 5時間35分
中の段登山口7:55-分岐8:15-十枚山10:20~10:45-十枚峠11:05-下十枚山11:40~12:00-十枚峠12:20-分岐13:30-中の段登山口13:40
昨年11月に山梨の十枚荘温泉側から林道に入り登ろうとしたが、林道半ばで工事通行止めにより、止む無く急遽行き先を八紘嶺に変えた経緯がある。今回は少し遠回りだが、順当に中の段から再チャレンジすることにした。
この季節はほとんど車は入っていないと思っていた登山口入口の駐車スペースはすでに2台駐車していたが、幸い少し手前の空き地に車を止めることが出来た。一際大きな熊出没注意のカンバンのある登山口を7時55分出発。
丁度20分で沢ルートと尾根ルートの分岐点に到着する。今日は尾根ルートから山頂を目指し、十枚峠から下十枚山に登ったあと沢ルートを下るコースのため、左ルートに入る。
しばらくは積雪がなかったが、高度を上げるにつれ凍った雪になり滑りやすくなったため涸れ沢の手前でアイゼンを装着。ルートが西から北側を巻くようになると積雪も15~20cmとなるがトレース痕はあるのでそう大きな時間的なロスはない。
山頂着10:20。登山口から2時間25分だ。南アルプスの南部の山々と若干樹木にさえぎられているが富士山が美しい。山頂にはだれも居なかったがほどなく途中で追い越した6人ほどのグループが登ってきて賑やかになった。ところで、この山頂の標高は1719mになっているが、国土地理院の地図では1726mだ。山頂に立っても更に高い場所はないが、この差は何だろう・・・・。
休憩後十枚峠に向かったが、途中アイゼンの爪を反対の足の靴に引っかけ転んでしまった。下りでは特に引っかけ易くなるので、改めて自分を戒める。
十枚山から下十枚山まで55分、標高はこの下十枚の方がやや高く1732mだ。
この山頂からも富士が正面に見える。
そして南側には安倍川下流の山並みと駿河湾、御前崎の景色が美しい。
山頂で昼食後下山。十枚峠から十枚山南面に付けられた沢沿いのルートを下る。途中、沢を挟んだ対面の下十枚山のガレ場に付く雪が目立つ。
登山口着13:40。近くの駐車場所に戻る。
帰宅前の黄金の湯にて入浴するつもりで湯ケ島温泉に向け安倍川をさかのぼったが、何と臨時休業の立てカンバンがあるではないか。HP上でもっと明確に休業のメッセージは出して欲しいものだ。
やむなく近くのコンヤ温泉まで戻り場当たり的にお世話になった温泉が民宿志むらの露天風呂で、湯はPH10.22の強アルカリ泉でぬめりが多くいい温泉だった。循環なのは残念だが・・・。