コースタイム
大清水8:35→奥鬼怒トンネル出口9:00(マイクロバス) 奥鬼怒トンネル出口9:15-稜線10:25-鬼怒沼山分岐11:10-鬼怒沼山山頂11:25~11:40-鬼怒沼12:20~13:00(昼食)-オロオソロシノ滝展望台11:40-ヒナタオソロシノ滝15:10-日光沢温泉15:25
昨年9月に鬼怒沼山への登山計画があったものの台風の影響で奥鬼怒スーパー林道の通行が不能となり、結局行き先を尾瀬に変更した経緯があったが、今回は晴天に恵まれた山行となった。
大清水の林道ゲートの開門時間は通行許可を取っても午前8時半以降からとなっているため8時半に合わせてペンションを出発し、8時半に休憩所のおばさんにゲートを開けてもらう。
林道はほぼ全線ジャリ道で鬼怒沼山への登山口は奥鬼怒トンネルを抜けた所にありマイクロバスはこの後奥鬼怒温泉郷に向かい、我々の下山場所に待機してもらうことになっている。
およそ1時間10分で稜線に到着。稜線上は予想以上に明確な踏み跡が付いている。
この鬼怒沼へのバイパスルートは地図にはないルートだが一応踏み跡はあるようだ。ルートは沢沿いに詰めるようで要所要所にマーキングテープがあるので慎重に行けば迷うことはないようだ。
鬼怒沼山は稜線のルートから少し入った地点にあるため、その分岐となる地点があるが予想では30分程度ではないかと思っていたが、結果的に50分ほどかかてしまった。しかも道標が全くなくテーピングマークが有るのみなので不安にかられる入口だ。しかし登って行く途中にはじめて案内板を確認しほっとする。
山頂着11:25、狭い山頂は先客3名が食事中であり結果的に30数名のフォレストメンバーが追い出す形になってしまった。ごめんなさい。山頂はあまりにも狭すぎるため昼食は鬼怒沼の湿原で獲ることにする。
鬼怒沼は見通しの利かない林間のコースの端にある避難小屋からいきなり大きく開けた場所となり湿原が始まる。
少し進むと北側に燧ケ岳そして南側に日光白根のピークが望める最高のポジションとなる。足元には池糖が広がり対岸の山肌は紅葉にそまる別天地だ。ベンチの数が少ないため沼の横の木道に腰を下ろし対岸の景色を眺めながら昼食とする。
しかし、帰りの林道ゲートの通過時間が5時までと云う制約もありのんびりできず、ほどなく出発。
地図にオロオソロシノ滝展望台とあったから滝の近くの展望台かと思ったら谷をはさんだ反対側の1kMも先の滝の展望台だった。
そしてしばらく下った所に吊り橋がありヒナタオソロシノ滝のカンバンがあったが、滝などなかったぞ。しかし、後でよく地図を見ると、どうも吊り橋の真ん中くらいまで行くと遠方に滝が見えたのだと思う。我々が、最後尾だったのであまりのんびりもできず吊り橋にほとんど足を踏み入れずに立ち去ってしまった。残念。
吊り橋から日光沢温泉まで沢沿いに下るが、紅葉が進むと見事な景色となりそうな場所だ。
日光沢温泉の建屋は歴史を感じさせる趣のあるもので、思わず写真に収めた。
バスは少し下の林道脇まで迎えに来てくれて登山終了となる。
帰路、いつもの花咲の湯にて汗を流す。