コースタイム
矢立岩駐車場7:25~7:30-日向山8:45~8:50-錦滝分岐9:05-鞍掛山10:55-展望台11:00~11:50-鞍掛山11:55-駒岩12:20-錦滝分岐13:20-錦滝13:45-矢立岩駐車場14:20
およそ1ケ月の山行ごぶさたで曇り空でもどこかの山に登りたかったので、北杜市辺りが日中晴れ間も広がるということのようで、日向山から鞍掛山登山に行くことにした。自宅4:50、一宮御坂ICから須坂IC経由で矢立岩7:25着。約2時間半で到着だ。
矢立岩の林道横に設けられた駐車スペースは思っていた以上に多くの車を駐車できそうで15台から奥のゲート付近のスペースを考えると数十台は可能かと思える。紅葉の時期にはここも満車になるのだろうが、今日は5~6台と少なめである。
日向山へは1時間半のコースタイムだが三角点の山頂まで1時間10分、そこから5分程で北側に花崗岩の砂礫で覆われた展望の良い山頂に到着。
この山頂には山梨百名山の標柱は見当たらなかったので、簡単な日向山の標識にて記念撮影をする。天気が良ければ八ヶ岳が目前に広がるはずなのだが今日は雲の中だ。
山頂から錦滝への分岐となっている雁ケ原へは砂礫を5分ほど下れば到着する。この付近は花崗岩の特異な形をした白い岩峰が美しい。錦滝分岐から鞍掛山方面への道標は一切なく、1人だと少し心細い気はするが、狭い登山道に足を踏み入れる。
時々不明瞭となるルートを確認しながら間違えないように慎重にルートを選ぶがマーキングテープが積雪期に付けたと思われるものもあるので紛らわしい。ガイドブックのコースタイムでは日向山から鞍掛山まで2時間25分だったが、2時間5分だった。
山頂は樹木で覆われ展望が得られないので、5分ほど下った展望所に移動。ただこの間のルートは不明瞭極まりなくへたをすると方向を見失う恐れもあり注意が必要だ。展望所に先客のペアーがいた。一人でなかったので何となくホットする。ただ、期待していた甲斐駒の展望は今日はダメだ。ガスが晴れる気配もありながらなかなか姿を見せない。結局お昼食をとりながら一時間ほどねばったが甲斐駒の姿現われず帰路につく。
鞍掛山の山頂付近で休憩中の登山者に会う。結局、今日の入山者は私を含め5名と云うことだ。錦滝分岐から林道まで25分、急傾斜のコースを一気に下り、後は林道をひたすら歩くこと35分駐車スペース着。林道は途中1ヵ所富士山を望めるビューポイントがあったが、辛うじて富士山とわかるくらいのものでもう一度くるなら是非天気のいい日を選んで登りたい山だと改めて思う。
帰りは直ぐ近くの尾白(おじら)の湯、ここの赤湯は超高濃度天然温泉と云うことで露天風呂の1ヵ所のみ源泉温泉で下が見えないほどの茶色い湯だ。泉質は塩化物強塩温泉で舐めるとしょっぱい。ここは子供も多くのんびりお湯につかると言うわけにはいかないのが残念だが、赤湯は湯温が38℃とぬるく長時間浸かれるのがいい。