コースタイム
浅間山荘駐車場8:25～8:35－一の鳥居9:00－二の鳥居9:25－火山館10:15－前掛山登山口10:40－分岐11:35－前掛山11:55～12:00－浅間山12:30－前掛山登山口13:20－湯ノ平口13:30－火山館13:40－二の鳥居14:30－一の鳥居14:55－浅間山荘駐車場15:15
浅間山荘の駐車場に8時25分到着。自宅から3時間40分だった。駐車場はほぼ満車に近い状態だったが、最後の2車目で無事駐車できた。新しい水洗トイレで用を済ませ8時35分出発。
今日は生憎の雲り空で展望は期待できない。歩き始めてすぐ二つの橋を渡るが川床の色が真茶色で、ほのかに硫黄臭も漂う。茶色は川を少し遡ると消えていた。硫黄のせいだったのか。
一ノ鳥居で沢と山腹ルートに別れるが沢ルートに入る。この時期は色々な花も多く見られ目を楽しませてくれる。不動滝を右手に見たあと沢から離れるように登っていくと山腹ルートと合流し二ノ鳥居に到着する。浅間山荘から丁度50分だ。
少し上ると牙山と云われる特異な形の切り立った山が目に付く。
中開霊神の石碑を過ぎると硫黄臭が鼻をつく沢を右手の眼下に見ながら進み、その沢を渡るとすぐに火山館に到着する。新しく立て替えられたようで、きれいなロッジ風の建物だ。少し先に浅間神社がある。
ここから少し上るとすぐなだらかな山道になり目の前に突然アヤメの群生地が広がる。思いもしなかった光景に少し嬉しくなる。
そしてすぐ黒斑山への分岐点がある湯ノ平口に至り、ここから前掛山登山口の分岐点までなだらかな草地を少し歩いてこの分岐にて小休止とする。
少し上るとほとんど低木のみの様相となり直接浅間山の上部まで見晴らせるようになる。富士山と同じようなイメージだ。左手には黒班山の山塊が目の前にそびえるはずだが、右半分の山が見えるのみだ。浅間のピークに向かう分岐点に11:35着。
ここから前掛山まで丁度20分、11:55山頂着。山頂から下界は全く見えないが山頂周辺のガスは時折消え本来のピークも時々姿を見せる。
下山時、浅間の本山から下ってくる人が何人か見えるため私も行ってみることにした。後ろめたい気を持ちつつ入山禁止のロープをまたいで山頂を目指す。20分ほどで火口が覗けるはずのピーク到着するも、下はガスで何も見えない。しかも下から激しい硫黄臭が吹き上げてくる。
本来の山頂はもう少し先のようだが、匂いが気になるため12:30このピークにて下山することとする。
前掛山登山口近くまで下山し、目の前の湯ノ平高原の景色を楽しむ。黒斑山も姿を見せてほしいのだが、結局最後まで雲の中だった。
帰りもアヤメ群生地で写真を撮り、他の花々も愛でながら下る。火山館では中に入って見学。
帰路は二ノ鳥居から山腹コースを通り浅間山荘15:15着。
帰路、ももの里温泉で1時間ほど汗を流していくことにした。小さい温泉だが、意外と混んでいた（500円）。
