コースタイム (歩行時間 6時間45分)
ダボス牧場登山口8:05~8:15-根子岳9:50~10:00-四阿山11:30~12:20-中四阿山13:20~13:25-ダボス牧場登山口15:00
早朝4時に自宅を出発。圏央道あきるのICに5時半過ぎに入り関越藤岡JCTから上田菅平まで一気に移動。以前、高速のないころ蓼科白樺湖の山を超え上田の町に入っていた頃とは雲泥の差だ。
ダボス牧場の駐車場には8時過ぎに到着。途中佐久の手前辺りですっかり曇に覆われた空に気分も曇りがちだったが、幸い菅平に近づくにつれ青空が広がり、牧場到着時点ではすっかり晴れ上がって最高の日よりになった。
登山口には観光バスで乗付けた団体の登山客もいるため、早々に準備をして出発する。
根子岳へのルートは牧場の柵沿いを直線的に登るルートで放牧された牛を間近に眺めながらののどかな雰囲気の中のんびり登る。
辺りが白樺林に変わるとまたいい雰囲気の景色だ。
根子岳は四阿山のおまけのつもりでいたが上部は笹原で覆われ眺めも良く予想以上に雰囲気の良い山だ。山頂は大勢の人で賑わっていた。
天気は良いものの北アルプスなどはおぼろげながら確認できる程度だが、隣の四阿山は良く見える。斜面にはまだ大分雪が付いている。
四阿山との鞍部まで200mほどの下りになるが根子岳の斜面全体が笹原で覆われ、火山跡の岩峰とマッチし美しい眺めを堪能しながらのんびり下る。
四阿山への登りは逆に登山道を覆いつくすような笹ブッシュの中をかき分け、雪の残った急斜面をルートを探しながら登るハードなものになった。それでも頂上近くになると雪も消え歩き易い道となる。
ダボス牧場から直接登る尾根道と合流するとほどなく山頂だったが、今日はこの四阿山の開山祭のようで丁度山頂の祠で儀式の最中であった。今日は6月1日の日曜日であった。納得。すぐ祝詞も終わり五穀豊穣の御札を配布していたので戴いてきた。祠のある山頂は混雑していたので先のピークにて休憩、昼食とする。
熱いココアを飲みながら目前の浅間から籠ノ登山、湯ノ丸山の山並みを眺め楽しんだ。
下山は中四阿からダボス牧場へ下るルートで南斜面のため雪は上部に少し残っているだけで、すぐ雪のない稜線となる。根子岳を眺めながらの快適な下りだ。途中、中四阿山にて小休止しのんびり景色を楽しみダボス牧場までのんびり下山。
牧場経営の小さなレストハウスでソフトクリームを食べ登山終了。
今日は草津温泉の田島屋旅館に宿を取っているので一路草津まで移動し4時半ごろ宿に到着。
早速、近くにある観光名所の湯畑を見学。さすが名高い草津の湯だ硫黄臭のきつい湯が流れ下っている所で湯の花を栽培している。宿に戻って田島屋の土産もの店舗で主人に話しを聞くと、湯の花は町からの配給制で年に2回しか配給が無いため店頭に並んでもすぐ売り切れてしまうそうである。当然のことながらよほどうまくタイミングが合わないと手に入れることは出来ないそうだ。変わりにおみやげに温泉成分を濃縮した温泉の元のペットボトル1050円を3本買った。1本で3回分くらい使えるとのことだったが・・・・(帰宅後試して見たがボトルの1/3を湯に入れたが温泉の香りも泉質も何も伝わってこなかったぞー・・・・・)。夕食の前に温泉に入る。ph2.4とあったがやたら熱くてピリピリしているのが気になり温泉にのんびり浸かろうーと云う感覚にはあまりなれなかった。